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エレキベア

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今回はこれらのパーツを使用して自作PCを組んでいきます!
自作PCを組みたい

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なぜ急に自作PCを組もうと思ったのかというと、単純に使用していたノートPCの性能が限界に感じたからです。

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これまでは下記のRazer Blade 13という中古で購入したノートPCを外部GPUに繋げて使用していたのですが、PCゲームをするとCPU使用量が常に限界を迎えており、ストレスが半端なかったです...。

▲これまでは中古のノートPCを外部GPUに繋げて使用していた
【ハードウェア】Razer Blade 13のSSDを換装する【256GB→1TB】
2022-06-19

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安くで購入して外部GPUで何とか繋いでたクマね
まあよく持ってくれたクマ・・・

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そもそも外部GPUに繋いでいたのはMac miniと共用で使用していたためなのですが、既にM2MacbookProに移行したのでWindowsのみで使用する構成になっていました。
GPUとして使用していたRADEON 5700XTも勿体ないので、このGPUを移行して自作PCを作ってしまおうと考えたわけです。

▲これまで使用していた5700XT。WindowsノートPCのみに使うのは勿体なさすぎる・・・

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それに加えて、
・PC組み上げは一度経験しておきたい
・Windows11を触っておきたい
・そこそこ性能のいいCPUの価格も手頃になってきた
といった理由も決め手になります。
今回は Ryzen 5700X というCPUを使用して、5700X+5700XTという構成で組んでみることにしました。
AMD Ryzen 7 5700X without cooler 3.4GHz ...

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そういうわけで、今回行ったパーツ選定と組み立て手順のメモを当記事にまとめます。
初めて自作PCを作る方や、似た様な構成で考えている方はご参考ください!

▲PCケースの段ボールに乗る我が家の猫

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パーツ選定
パーツの選び方

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今回初めて自作PCを作ったので、初めは各パーツをどのように選んでいけばいいかが分かりませんでした。
いろいろ調べた結果、下記のような順番で対応するものを選んでいくことでパーツを選定しました。
- CPU、GPUを選ぶ
- マザーボードを選ぶ
- サイズを決める(ATX、MicroATX、MiniITXなど)
- CPUのソケット(AM4など)、チップセット(X570、B550、A520など)を確認し対応するものを選ぶ
- メモリ、ストレージを選ぶ
- マザーボードの端子、CPUのサポートを確認し対応するものを選ぶ
- メモリは DDR4やDDR5、ストレージはM.2など
- PCケースを選ぶ
- マザーボードのサイズに対応するものを選ぶ
- PCケースのサイズによっても部品が収まらなかったりする場合もあるため注意
- 電源ユニットを選ぶ
- PCケースに対応しているサイズのものを選ぶ
- 必要な電力については、シミュレーションサイトを活用すればよい
全ての部品の電力を足し合わせて1.5倍したのが推奨
- CPUクーラーを選ぶ
- 高価格なCPUにはCPUクーラーが付属していない場合がある
- CPUに対応するものを選ぶ
- 水冷か空冷かを決める
- 水冷の方が性能は高いが、価格も高くメンテナンスコストもかかる

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メインとなるCPUとGPUを最初に決めて、それに合うマザーボード、メモリを決めて・・・といった形で進めていきます。
GPUはAMD/NVIDIAで汎用的に使えますが、CPUに関してはAMD用、Intel用のマザーボードが分かれているため注意が必要です。

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CPUのグレードを上げると、それに対応するパーツのグレードも上げなければならない場合があるため、総合価格もグッと上がる可能性があります。
この辺りは予算を決めてシミュレーションしましょう。
最終的に決定した構成

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今回、最終的に決めた構成は下記になります。
Ryzen7 5700X、B550のマザーボードを中心に選定し、
メインはAMDとMSI縛り、メモリやストレージは安定のCrucialにしました。
種類 | 型番 | 価格 (2024/02現在) |
---|
CPU | AMD Ryzen 7 5700X | ¥25,980 |
GPU | AMD RADEON RX 5700 XT | ¥31,000 |
マザーボード | MSI MPG B550 GAMING PLUS | ¥13,755 |
メモリ | CrucialPRO DDR4-3200 16GB x 2 | ¥11,380 |
ストレージ | Crucial P2シリーズ 1TB | ¥9,987 |
PCケース | MSI MAG FORGE 110R | ¥5,444 |
電源ユニット | 80PLUS Bronze 650W KRPW-BK650W/85+ | ¥8,564 |
CPUクーラー | DEEPCOOL Deepcool AK400 | ¥2,973 |
OS | Windows11 Home | ¥15,336 |
合計 | - | ¥124,419 |
AMD Ryzen 7 5700X without cooler 3.4GHz ...
SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 5700 XT 8G グラフ...
MSI マザーボード MPG B550 GAMING PLUS/A ATX [A...
Crucial(クルーシャル) PRO (マイクロン製) デスクトップ用メモリ ...
Crucial クルーシャル P2シリーズ 1TB(1000GB) 3D NAN...
MSI PCケース ATX ミドルタワー 初心者向け MAG FORGE 110...
玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W A...
DEEPCOOL Deepcool AK400 CPUクーラー R-AK400-...
Windows 11 Home 日本語版

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全部で10万ちょいクマか・・・
まあミドルクラスって感じクマね

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ちなみに今回はGPUとOSライセンスを既に所持してたため、実質使用した金額は78000円でした。
ちょうどギターを売却した金額と同額くらいに収まったのでなんとかなりそうです。

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一番お金がかかるグラボを持ってたのはでかかったクマね

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一点悩んだのは、Ryzen9からAM5になるためグレードを上げようとするとマザーボードごと変えないといけない点です。
そのため、今後パーツを変えようとすると逆にコストがかかる可能性があります。
しかし、まあしばらくはこれで頑張るつもりなので現時点のコスパで考えてよしとしました。

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GPUはグレードアップできるクマから、次に手を出すとしたらそこクマかね・・・

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最終的に組み上げ完了後のPCスペックは下記になります。
これならゲームもそこそこプレイできそうですね。
種類 | 性能 |
---|
CPU | AMD Ryzen7 5700X |
GPU | AMD RADEON RX5700XT |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
OS | Windows11 |

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PCの組み立て

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パーツが揃ったところで、早速パーツを組んでいきます!

▲パーツを並べて撮るやつ、やってみたかった

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全体の組み立て手順

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全体の組み立て手順としては下記になります。
一般的な手順として事前に一通り頭に入れておくとよいです。
PCの組み立て手順
- マザーボードの取り出し
- CPUの取り付け
- CPUクーラーの取り付け
- メモリ、ストレージの取り付け
- PCケースの確認
- 電源ユニットの取り付け
- マザーボードへのケーブル接続
- GPUの取り付け
- BIOS起動確認
- ケーブルの配線整理
- OSのインストール

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各パーツごとのマニュアルには組み立ての流れは書いてないクマから
事前に確認しておく必要があるクマね

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ちなみに各パーツには具体的なマニュアルが付属していない場合があります。
そのため、WEB上でマニュアルを見ながら進めれるようにしておくと作業しやすいです。
マザーボードの取り出し
MSI マザーボード MPG B550 GAMING PLUS/A ATX [A...

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まずはマザーボードを箱から取り出します。
この瞬間はとてもワクワクしますね!

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CPUの取り付け
AMD Ryzen 7 5700X without cooler 3.4GHz ...

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最初に取り付けるのはCPUです!
今回はRyzen7 5700Xなので、AMD4ソケットCPUの取り付け手順になります。

▲Ryzen!!かっこいい!!

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レバーを引くと取り付け可能な状態になるので、その上に設定します。
RyzenのCPUには向きがあるため、右上についている▲マークを基盤と合わせるように注意しましょう。

▲マザーボードに装着したRyzen

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CPUクーラーの取り付け
DEEPCOOL Deepcool AK400 CPUクーラー R-AK400-...

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次はCPUクーラーを取り付けていきます。
今回使用するのは定番のAK400です。

▲ただのクーラーかと思ったら結構しっかりしている

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取り付けはマニュアルを見て行います。
元々付いていたプラグは不要になるので外して保管しておきましょう。

▲取り付けた状態

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だいぶ目立つクマね・・・
この辺りはケースに入るか大きさをチェックしておいた方がよさそうクマ
メモリ、ストレージの取り付け
Crucial(クルーシャル) PRO (マイクロン製) デスクトップ用メモリ ...
Crucial クルーシャル P2シリーズ 1TB(1000GB) 3D NAN...

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次はメモリとストレージを取り付けます。
どちらもCrucial製のパーツを使用しました。

▲メモリ、CurucialProだとヒートシンクが付いててかっこいい

▲メモリを取り付けた状態

▲ストレージを取り付けた状態

▲今回使用したマザーボードだとヒートシンクの裏に隠れていた

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PCケースの確認
MSI PCケース ATX ミドルタワー 初心者向け MAG FORGE 110...

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ここまででマザーボードの準備は完了したので、PCケースを準備します。

▲Amazonで一番安いケースを買ったが、中々しっかりいている

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カバーを外して中身を確認します。
今回使用したケースには
・フロントパネルピンヘッダー
・HD AUDIOコネクタ
・USB用コネクタ
・LED2pinケーブル
・PCファンケーブル類
といったケーブルが内蔵されていました。
(LED2pinケーブルだけは最後まで使い道が謎でした・・・)

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ケースに付いているケーブルもマザーボードに接続するクマね
電源ユニットの取り付け
玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W A...

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PCケースに初めに取り付けるのは電源ユニットです。
今回のケースは下部に設定する方式でした。

▲PCケースに電源ユニットを設定した様子

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電源ユニットには元々
・マザーボード給電ケーブル(ATX 24pin)
・CPU給電ケーブル(8 pin)
が直接繋がれていたので、追加で
・グラボ給電ケーブル(PCle 6+2 pin)
を接続しました。

▲グラボ給電ケーブルを追加で接続

▲全ての電源ケーブル

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マザーボードへのケーブル接続

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そしてマザーボードをPCケースに取り付けた後、各ケーブルを接続していきます。

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まずは電源ケーブル!
グラボは最後に接続するため後回しにして、
・マザーボード給電ケーブル(ATX 24pin)
・CPU給電ケーブル(8 pin)
をそれぞれ接続します。

▲電源ケーブルを接続した状態

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そして次に
・フロントパネルピンヘッダー
・HD AUDIOコネクタ
・USB用コネクタ
のケーブルをそれぞれ接続します。
フロントパネルは差し込む箇所が分かりにくいので、調べながら接続しましょう。

▲フロントパネルピンヘッダー

▲フロントパネルピンヘッダーの接続

▲USB用コネクタの接続

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最後にケースに付属していたPCファンのケーブルを接続します。
電源用のSYSFANケーブル、LED用のJRAINBOWケーブルがあるため、それぞれの端子に接続します。

▲SYSFANケーブル、JRAINBOWケーブルの接続

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GPUの取り付け
SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 5700 XT 8G グラフ...

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まず取り付けるGPUの位置の拡張スロットを外すのですが、今回は折るタイプでした。
大丈夫かと思いつつ、ポキッといったら場所を間違えました。
しかし、予備の取り付け用拡張スロットがあるため安心です!

▲拡張スロットを折って開ける

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そしてマザーボードのPCIeスロットに接続し、グラボ給電ケーブルをグラボに接続すれば完了です!

▲グラボを装着した状態

▲グラボ給電ケーブルも接続

▲これでざっくり完成だ!!

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BIOS起動確認

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組み立てはこれで完了なので、電源を付けてBIOSが起動するか確認してみます。
この時、各ケーブルがファンに絡まないよう注意しましょう。

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▲BIOSが起動した!

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ケーブルの配線整理

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最後に、ケーブル類を綺麗にまとめます。
PCファンやグラボに接触しないように注意しましょう。

▲配線を綺麗にまとめる

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▲最後の起動確認

▲蓋をして完成!!

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OSのインストール
Windows 11 Home 日本語版

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最後に、WindowsのOSをインストールして起動します!
MicrosoftのページからWindows用のインストールメディアをUSBに作成し、PCに差して起動すればWindowsのセットアップが進むはずです!!
Windows 用のインストール メディアを作成する | Microsoft

▲Windowsのセットアップ

▲いい感じに進んでそうだ

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これで通常通りセットアップすれば自作PCの完成です!!

▲これでPCが完成!!

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性能検証

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おまけになりますが、作ったPCでどの程度の性能が出るのかベンチマークソフトで試してみます。
今回はFF14ベンチマークを使用しました。

▲ベンチマーク結果

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めちゃくちゃずば抜けているわけではないですが、17000点で非常に快適と判定されました!
大体のPCゲームはしばらくこれで遊べそうです!

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おわりに

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というわけで今回はRyzen7 5700Xで自作PCを組んでみました!
どうだったかな??

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普段はMacbookProを使ってるけど、PCゲームやグラフィックス周りの学習はWindowsでしか出来ないことが多いから、7万円台で作れて助かったよ!
これを機にPCゲーム開発にも手を出してみたいな!

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今はPCゲームの勢いがすごいクマからね
アプリはやめてsteamに出すクマ

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【ハードウェア】初の自作PC!Ryzen 5700Xでコスパ重視のミドルクラスPCを作る【手順解説】〜完〜