
マイケル
今日はUnityプロジェクトを
みんな大好きGitで管理する方法についてまとめるよ!
みんな大好きGitで管理する方法についてまとめるよ!

エレキベア
Gitって何クマ??

マイケル
Gitはソースなどの変更履歴を管理するツールで、
複数人で開発をする際などによく使われているんだよ!
複数人で開発をする際などによく使われているんだよ!

エレキベア
みんなで同じ資産を修正する時に便利なのクマね
一人で開発する場合も必要クマ??
一人で開発する場合も必要クマ??

マイケル
一人でも修正で動かなくなった時とかに前のバージョンに戻せるし、
変更履歴を追えるから便利なんだよ
変更履歴を追えるから便利なんだよ

エレキベア
確かにそれは便利クマね

マイケル
今回はNAS上にリポジトリを作って
複数端末で管理できるようにするところまでやってみるよ!
複数端末で管理できるようにするところまでやってみるよ!


エレキベア
楽しみクマ〜〜〜〜
使用するツールについて

マイケル
今回は、Git操作のGUIツールを使います!
ツールにもいくつか種類がありますが有名な「Sourcetree」を使用しました。
ツールにもいくつか種類がありますが有名な「Sourcetree」を使用しました。

マイケル
まずは下記サイトよりツールをインストールしましょう!


エレキベア
なかなか使いやすそうクマね

マイケル
履歴とかもみやすいし使いやすいよ!
ローカルリポジトリを作成して管理する

マイケル
インストールが完了したらまずはローカルにリポジトリを作成します!
作成して管理するまでを下記の手順で説明していきます。
作成して管理するまでを下記の手順で説明していきます。
1. Unityのプロジェクト設定の変更
2. ローカルリポジトリの作成
3. 除外するファイルの設定
4. コミット・プッシュする
Unityのプロジェクト設定の変更

マイケル
外部のバージョン管理システムのサポートを有効化するため、
Unityプロジェクトの下記項目を変更します!
Unityプロジェクトの下記項目を変更します!
Edit -> Project Settings -> Editor
・「Version Control」を「Visible Meta Files」に設定
・「Asset Serialization」を「Force Text」に設定

ローカルリポジトリの作成

マイケル
今度はSourcetree側でローカルリポジトリを作成します!
新規 -> ローカルリポジトリを作成 を選んで、Unityプロジェクトを選択して作成します。
新規 -> ローカルリポジトリを作成 を選んで、Unityプロジェクトを選択して作成します。



エレキベア
watanabemasatoって書いてるクマ

マイケル
そこにはツッコまないように
除外するファイルの設定

マイケル
作成した直後は下記のようにコミットするファイル数が何千とある状態になります。


マイケル
Git管理するファイルの種類を定義するため、右上「設定」ボタンより
設定 -> 高度な設定 -> リポジトリ限定無視リスト -> 編集
をクリックして下記を記述してください!
設定 -> 高度な設定 -> リポジトリ限定無視リスト -> 編集
をクリックして下記を記述してください!

/[Ll]ibrary/
/[Tt]emp/
/[Oo]bj/
/[Bb]uild/
/[Bb]uilds/
/Assets/AssetStoreTools*
# Autogenerated VS/MD solution and project files
ExportedObj/
*.csproj
*.unityproj
*.sln
*.suo
*.tmp
*.user
*.userprefs
*.pidb
*.booproj
*.svd
# Unity3D generated meta files
*.pidb.meta
# Unity3D Generated File On Crash Reports
sysinfo.txt
# Builds
*.apk
*.unitypackage

マイケル
すると下記のように差分の数が減ったかと思います!


マイケル
それでも多いという方はダウンロードしたAssetの関係かもしれません。
.gitignoreにフォルダを追加する等で確認してみてください。
.gitignoreにフォルダを追加する等で確認してみてください。
コミット・プッシュする

マイケル
ここまできたらあとはプッシュするだけ!
通常のGitと同じ様にコミット -> プッシュしましょう!
通常のGitと同じ様にコミット -> プッシュしましょう!


マイケル
個人PCにGit環境を作りたいだけの方はここまでで完了です!

エレキベア
クマ〜〜〜〜
リポジトリをNAS上に作成して管理する

マイケル
ローカルリポジトリの作成が完了したら
NAS上にリポジトリを移していきます!
NAS上にリポジトリを移していきます!
1. リポジトリをNAS上にクローン
2. リモートリポジトリの指定
3. masterブランチへのプッシュ
リポジトリをNAS上にクローン

マイケル
作成したローカルリポジトリをNAS上のフォルダにクローンします!
Sourcetree画面右上「端末」よりターミナルを開き、下記コマンドを入力しましょう!
Sourcetree画面右上「端末」よりターミナルを開き、下記コマンドを入力しましょう!
git clone --bare . [NAS上のフォルダ]/.git



マイケル
これで.gitフォルダが作成されているはずです!

リモートリポジトリの指定

マイケル
次に下記コマンドでNASリポジトリをoriginという名前でリモートリポジトリに指定します。
git remote add origin [NAS上のフォルダ]/.git

マイケル
指定した後は下記コマンドで状態を確認できます。
FetchとPushに指定したフォルダが表示されていれば成功です!
FetchとPushに指定したフォルダが表示されていれば成功です!
git remote show origin
masterブランチへのプッシュ

マイケル
そして最後に下記コマンドでmasterブランチにプッシュします!
git push origin master

マイケル
ここまでのコマンドを流した結果は下記のようになるはずです!


エレキベア
できたクマ〜〜〜!

マイケル
これでNAS上のリポジトリ作成は完了です!!
テストしてみる

マイケル
ちゃんとリポジトリが作成されたか、クローンして試してみます。

マイケル
別端末からクローンしてもいいですが、ここでは作ったローカルリポジトリを削除してクローンし直しました!


マイケル
新規 -> URLよりクローン
より、NAS上に作成したリポジトリを指定して作成します!
より、NAS上に作成したリポジトリを指定して作成します!



マイケル
すると無事、下記のように履歴を開くことができました!


マイケル
Unityでもクローンした資産を開いて・・・
ちゃんと動作することを確認して完了です!!
ちゃんと動作することを確認して完了です!!


エレキベア
できたクマ〜〜〜!!!
おわりに

マイケル
今回はGit管理について触れていきましたがいかがだったでしょうか。

エレキベア
おつかれさまだったクマね

マイケル
履歴を残せていろいろ便利なGit、
個人開発の方もぜひ導入してみてください!
個人開発の方もぜひ導入してみてください!

マイケル
それでは今日はこの辺で!
アデュー!!
アデュー!!

エレキベア
クマ〜〜〜!!
【Unity】Unityで作成したゲームをNAS上でGitバージョン管理する 〜完〜
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